第3回現地説明会のご報告

 席上、出資の申し出に感激

      よかった園児・職員との温かいふれ合い

 この冬一番の寒気が来襲した新春早々の1月7日(土)、ポッポおひさま発電所の第3回現地説明会を開催した。参加者の防寒対策はバッチリ。でも園児は元気ハツラツ。裸足で園舎内外を問わず、にぎやかに飛び回っている。子ども達のためにも平和で安全な世の中を、一日も早く異常気象対策をと願ったのは私一人ではないと思う。なお、園児の写真はかわいい顔が写っているが、昨今残念な事件が多発していることに鑑み、私の判断でこのような形での掲載にした。お許しいただきたい。

 参加者には我が子が他所の保育園にお世話になった方、教員職の方もおられ、園到着時からあちこちで話の輪が出来ていた。アットホームな雰囲気のもとで説明会を開催出来た事は嬉しい限りである。

 以下に現地説明会の状況を報告する。

防寒対策充分な参加者


裸足の園児達



まず、園の方から

1.公的支援のない中での第1園の創設から第2園建設に至るまで、多くの方々の出資、寄付支援で支えられてきたこと。

2.支援いただいた方へのお礼として「子ども達のために何かを残そう。それには太陽の恵みを子ども達に伝えよう。そのためには園舎には中庭をつくり太陽の光、暖かさを。いずれは太陽光発電所を」と職員一同の智恵を出し合って設計した。との話があった。

 保育に対する使命感溢れる話に、出席者は大きな感銘を受けたようで、主催者としては開催した甲斐があったと喜んでいる。

 続いて、大崎事務局次長から資金募集、現在の応募状況について説明があった。

会場風景 


 その後の質疑応答で、出席者からは今回事業に関して次のような感想、意見、期待が寄せられた。

1.私自身保育園に大変お世話になって子育てが出来た。太陽光発電は個人では負担が大きいので、このような公的施設に皆で設置出来ることは歓迎する。協力する。

2.団体理事としてポッポの近くで地域活動に取り組んでいる。今回良い計画の話を聞いたので皆に勧めるためには、まず自分自身が現地を知ることと思って参加した。寄付は「3000円/口で2口以上歓迎」となっているが、6000円となると出しにくい。3000円単位でないとダメなのか。(A.寄付に条件をつけるのはおかしいと思っています。一応の目安として書いているのでいくらでも結構です。既にいろいろな金額の寄付をいただいております。小口歓迎です)

3.既に出資した。自治体職員で里山の活動に取り組んでいる。自治体では環境政策・・・とうたっているが、職員の意識は残念ながら低い。この事業を機会に組織内で啓蒙したい。

4.出資します。魚釣りが趣味。釣れる魚にも季節がなくなってきて異常気象を実感しているから。

5.造園業、農業をやっている。昨年は例年に無く「ケヤキ」が枯れた。自分自身に残す財産を持っていない。自分の残せる財産は自然環境。これを機会に考えたい。

6.自然エネルギーの普及は「平和で安全」な国創りに貢献する大切な事業だと思う。園の職員、子ども達が太陽光発電を通して更なる省エネ活動に取り組んでくれたら、園に経済的にも良い結果をもたらすのでは。

7.日頃。福祉ボランティアに参加しているが、その仲間はCO2削減という環境問題には殆ど無関心。小まめにPR活動をしていきたい。

8.今までチラシの配布を行ってきた。会の「ニュース新年号」が発行されるので発信していく。応募はこれからだと思っている。ご期待下さい。

9.太陽と上手につきあう設計には感心した。(A.屋根の形も種々の案がありましたが、太陽光発電に適したものに決定しました)

10.グリーン電力証書とは、可能性は。(A.システム概要はは配布資料で説明。環境価値分を数円で売買させている。認証されている電力量は既に4000数百万kWhある。これからCO2削減がより厳しく課せられてくると価値は大きくなってくるものと期待している)

11.大きな保育園でびっくりした。園の使用電力量の何%賄えるのか。(A.約1/3です)

(文責 大谷)

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