連続講座2006「自然エネルギー」視察会3・嵐山渡月橋水力発電所

視察会3「嵐山渡月橋小水力発電所

え、こんな身近なところで、こんな落差で、
発電出来るの??
 2月24日(土)の視察会3「嵐山渡月橋小水力発電所」は天候に恵まれ、会員12名が参加して開催されました。

事務所小 まず、この発電所を設置・管理されている嵐山保勝会の事務所で吉田さんより説明を受けました。

 一級河川で小水力発電所を建設する場合には、許認可行政の大きな網がかかり、また、低圧での電力会社との系統連系には国内では前例がなく、NPOではとても無理と言われていただけに、粘り強い努力でその壁を乗り越えられ、昨年6月より本格稼動された苦労話には頭が下がりました。

 渡月橋の歩道の足元を灯し、余剰電力は関電に売却、まさに自然エネルギーの利用促進に大きな扉を開かれたと言っても過言ではなく、敬意を表した後、建設場所にご案内いただきました。

水力全景小 建設場所は、皆さんよくご存知の保津川ライン下りの終点のすぐ下流、渡月橋のすぐ上流、川と並行した道路はシーズンには観光客が列をなすところです。

 現地に着いた途端に参加者から出た声は

”え、こんな身近なところで、こんな落差で、発電出来るの?、これが小水力発電所か!!”

との驚きの声でした。正に”百聞は一見にしかず”です。

 そして、このような場所なら日本では至る所に存在すると思う、小水力発電による自然エネルギー利用に光明を感じた、少し希望が出てきたというのが参加者の感想です。視察者小

 この面々が揃って当会の第1号小水力発電所の完成記念写真を撮れる日の来ることを願って帰途につきました。

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