自然エネルギー市民の会・連続講座2006「自然エネルギー」開講

連続講座2006「自然エネルギー」

   どうする?これからの環境とエネルギー

 5講座、1シンポジュウム、4視察会 いよいよスタート

    ★★開講講座★★

    「くらしとエネルギー」 

  講師 田浦健朗氏(気候ネットワーク事務局長)

           

早川 11月4日(土)、大阪市都島区の京橋ビギンホールにおいて、当会の早川事務局長が「温暖化防止のためには、市民一人一人が学習し、行動することが求められている。具体的な行動としては省エネと化石燃料から自然エネルギーへの転換である。自然エネルギーの普及は世界の平和と安全につながる」と連続講座の開講の挨拶をした。

合志理事長挨拶 次いで、今回の講演会場の地元であり、連続講座の後援団体の一つである新京橋商店街振興組合の合志理事長が「日常の関心は商売柄“もうけ”で頭が一杯で、自然エネルギーについては新聞で読む程度で無関心。ただ、当商店街では省エネの照明器具に取り替えたり、太陽光発電所のアーケード上への設置を研究したりしている。今年8月のおらんだ祭りにPAREとCASAが共同出店してくれたことで認識を新たにしている。市民により近い場所での開催を喜んでいる」との歓迎の言葉をいただいた。

田浦講師 開講講座の第一部は田浦講師が

・深刻化する地球温暖化問題

・温暖化の原因・影響・将来予測

・温暖化対策の現状と課題

・エネルギーと温暖化

・自然エネルギーとは

・自然エネルギーの特徴・意義について

について講演。

会場風景 講座の内容は39枚のパワーポイントの資料に最新のデータを織り込んだもので、初めての方にもわかりやすく、日頃、自然エネルギーの普及に取り組んでいてある程度知識のある人にとっても、頭の中を系統だって整理する絶好の機会であったと、なかなかの好評であった。

 今回の内容は当会の開講講座だけで終わらせるのは”もったいない”と思う。会員の皆さんが関係される各種の組織での幅広い層の方々への出前講座として活用していただければ良いのになあと感じている。

 第二部は参加した方々が3グループに分かれ

  ・講演に対する感想・質問

  ・くらしとエネルギー 私の場合は・・これまで、これから

について意見交換した。

ワークショップ風景 一時間の短い時間のワークショップであったが、各グループからの発表内容から、学生から70歳半ばと幅広い年齢層・経歴の方々の参加であった、幼い時の経験が今の環境保全活動へにつなっがているので環境教育は大切、外国との格差を是正するには社会システム作りに繋がる市民活動が必要等、有意義な意見が出されており、非常に参考になった。

 これらの発表を受けて、田浦講師が質問事項への回答、講演の補足等を行って開講講座を締めくくった。

 一方通行の講座ではなく、自分達も参加しているのだとの実感が湧き、すばらしい開講講座に参加出来たことを喜んでいる。

 

 今後の  講座の計画  をご確認いただき、会員外の方も誘い合わせて、一人でも多くの方がご参加いただくことを期待している。(文責 大谷恒夫)

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